無人機研究開発機構,JUVAとは


 公益社団法人無人機研究開発機構 (Japan unmanned vehicle exploration agency, JUVA)は,航空機・陸上車両・水上艇・潜水艇等の無人機やロボットのコミュニティの発展に専念する非営利団体です.JUVAは,企業,大学,自治体等が連携し,無人機の研究開発や利用技能を向上させ無人機を社会へ安全に普及させることを目指した産学官連携の共同研究組織として設立しました.

 本機構は,無人機全般について調査,研究および技術向上についての発表および連絡,知識の交換,情報の提供等を行う場となることにより,無人機に関する研究の進歩普及を図り我が国おける学術の発展に寄与することを目的とし,次の事業を実施しています.

    • 研究及び調査
    • 学術集会、講演会、研究会等の開催
    • 優秀な業績の表彰
    • 専門技師及び研修施設の認定及び無人装置の規格化
    • 会誌その他図書の刊行
    • 無人機の利用技能の研鑽及び資質の向上に関すること
    • 関連団体との連帯交流に関すること

     

  •  昨今の,無人機の基礎研究および実用化研究は,凄まじい速度で発展しています.本機構の目指すところは,(a)無人機,特に無人航空機の安全な運用に関する技能の研鑽,(b)我が国固有の技術としての無人機全般の研究開発,(c)無人機を用いたあらゆるサービス・調査・防災・安全対策など運用方法の実用化研究等を推し進めることを目的としております.

 本機構は,2017年4月11日に一般社団法人として設立後、公益認定取得に向け準備を進めてまいりました.
さて,福岡県知事に申請いたしました公益認定申請について,公益認定等審議会における審議の結果,2020年3月26日に,公益認定等審議会より,本機構が公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第5条に規定する公益認定の基準に適合すると認められました.
その後,4月1日付けで正式に,行政庁から公益社団法人として認定され,公益社団法人へと移行しましたのでお知らせします.

ここに,これまで,ご指導を賜ってまいりました多くの会員の皆様,関係団体の皆様にご報告申し上げますとともに厚くお礼申し上げます.
公益社団法人として,優れた人材の育成,学術振興の発展のお手伝いをすることで,いささかでも感謝の意が伝わり,夢あるさらなる発展に向け少しでもお役に立てれば,これ以上の喜びはございません.

 今後は,公益法人の認定を受けましたので,本機構は会員だけのためのクローズド・ソサイエティではなく会員外にも開かれたオープン・ソサイエティとして今後の事業を推進します.オープン化は今年度の4月より実施し,そのためのルールも制定しました.また,公益法人化を契機に,正会員,団体会員,賛助会員などの会員の皆様が無人機の活動に参加しやすい環境をさらに整備するとともに,他団体とも連携を強めて参ります.こうした活動により,会員の皆様には会員としてのメリットをこれまで以上に享受して頂けるものと思っております.

 引き続き温かいご理解とご支援を賜りますよう切にお願い申しあげます.
今後とも本機構をよろしくお願い申し上げます.

2020年4月1日
公益社団法人無人機研究開発機構
理事長 丹 康弘
役職員一同